今日も元気に問答御用

アラサーサラリーマンが「考え方を考えてみる」「考えたことを書き残す」ブログ。本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「私が全責任を取ります!」は、なぜむしろ腹立たしいのか

  • 「私が責任を取りますので大丈夫です」と言われたことはありますか?
  • 「責任をとる」時の、二つの方向性
  • 公園でキャッチボールする高校球児
  • 記者は、記事に「100%の責任」を持てるのか
  • まとめ

「私が責任を取りますので大丈夫です」と言われたことはありますか?

昨日の話題の続きです。

西山さんの記事が炎上を起こす前、単に「傲慢だなぁ」とツイートを辿っているとき、こんなツイートも目にしていました。

自分の書いたものに100%の責任を持てない記者 ≒ メディアなんて、二流でしかないんだよ。

傲慢だなぁ。危なっかしいなぁ。嫌いだなぁ。と感じていました。

今回とは全く別件で、個人的に「私が責任を取ります!」と言われたことがあります。

普通に考えると、「潔い」とも考えられそうな台詞なのですが、ただただ腹が立ったことを、ツイートを見ながら思い出していました。

なぜ、「責任をとります」がむしろ腹立たしいのか。考えていたら、その構造が見えてきました。

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西山里緒さん、この人に「取材されても事前確認させない」と言われたら、やっぱり無理だよ

  • 「取材記事は、取材対象に事前確認を取るべきか」発端のツイート
  • まさかの、「正確性に欠ける記事」への苦情
  • 2ツイートで分かる、西山氏のいい加減さ
  • 現状の発言

「取材記事は、取材対象に事前確認を取るべきか」発端のツイート

この日曜に、このようなツイートが話題になりました。

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西山里緒というライターさんのツイートで、

「記事の事前チェックをさせて当然」という考え方はマジで害悪以外の何物でもない

と言ってのけています。

このツイートを見たとき、そこまで深くは考えませんでしたが、直感的には「傲慢だなぁ」と思いました。

取材を元に間違った記事を書くリスクはあるのだから、基本的には取材対象には記事の確認を取るべきだろう、と。

記者と取材対象の間に明確な利害対立があるならともかく、「取材対象の出した情報を正確に、読者に提供する」という目的が一致しているなら、事前確認で困ることは「手間がかかる」という一点を除き、滅多にないだろうと考えていました。

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『批判の自由』は、そろそろ『量刑』の概念を獲得すべき ~ジェームズ・ガン監督降板騒動に寄せて~

  • 今回言及する問題
  • 今井のスタンス
  • ネットには、歯止めの利かない「私刑」が溢れている
  • 「ポリコレ」は、私刑のリスクを多分に含んでいる
  • 「声の大きさの総和」で弱肉強食を繰り広げる世界
    • 市場原理全肯定の危険性
    • 弱肉強食を認めたら、多くの表現者は挫折する
  • 結論

今回言及する問題

人気映画シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督、ジェームズ・ガン監督が、ウオルトディズニー社により解雇され、降板を余儀なくされました。

該当シリーズ、私は視聴したことがないのですが、映画好きの間で非常に評判の高い作品であるという印象です。

降板の直接の原因は、10年前に監督が投稿した、「政治的に正しくない」ジョーク等のツイートだそうです。

今井のスタンス

私は、今回の降板には反対の立場です。

主な理由は、以下のとおりです。

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コナミスポーツの「V-BODY」体験だけでやめてきた話

  • V-BODYを体験してきた
    • V-BODYとは
    • 結果
  • レーニング自体の内容
  • 契約をやめた理由:コナミスポーツの「信頼できない感」
    • 暗雲その2
    • 暗雲その1
    • 暗雲その3
    • 待ち時間の葛藤
    • そして、決裂
    • そのあと、考えたこと
  • まとめ

V-BODYを体験してきた

スポーツジム、コナミスポーツクラブの『V-BODY』を体験してきました。

個人的には、非常に残念な結果になりましたので、その様子を記事にしたいと思います。自分としても、自分の判断を整理し、納得したいので。 感想、クチコミの一つとして、共有したいと思います。

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

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「お酒の味が分からない」人向け 日本酒入門法

  • 「日本酒の味が分かる方法」を語りたい
    • 日本酒の方が、「お手頃価格で飲み比べ」できる店が多い
    • 日本酒とワインのジャンルは似ているので、日本酒に慣れればワインにも慣れる
  • 前提
    • 飲みたいこと
    • 3回の味見
    • ワインで試す時は
  • 日本酒の「違いが分かる」人になる方法
    • 1. 日本酒を紹介してくれる店に行く
    • 2.「料理に合う酒」を頼む
    • 3.「違う味」を知る
    • おまけ1. 銘柄を覚えてみる
    • おまけ2. お勉強してみる
  • 日本酒を飲むときの注意

「日本酒の味が分かる方法」を語りたい

先日、「ワインの味が分からない」という記事を読みました。

筆者にとってワインは「付き合いで飲むもの」であり、「飲みやすい/飲みにくい」「赤/白」以外の区別はないもの、とのことでした。

さみしい。

酒好きとして、せめて「おいしい(好き)」「おいしくない(好きじゃない)」という軸で語って欲しい。

というわけで、日本酒の味が分かるようになるための記事を書いてみようと思い立ちました。

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オーバーロード2 予言が2日で覆された日

目次

  • オーバーロード2 ざっくりと感想
  • 原作を読んだ、私の予言
  • なぜ、そんな予言をしたのか
  • 予言の結末

オーバーロード2 ざっくりと感想

2018年冬アニメに、オーバーロード2』がありました。

私はアニメ一期を非常に楽しく観ていましたから、アニメ化の報には喜びました。そのために、原作も3巻まで(1期アニメ化範囲)しか読まずに我慢していました。

shiroimai.hatenablog.com

2期のアニメ化範囲は、4巻のリザードマン戦から6巻のヤルダバオト戦までの計3巻の範囲でした。
面白かったけど、1期の方が好きでしたね。
内容もそうでしたし、なにせOPが。

アニメ『オーバーロード』のOPは、1期も2期も、同じOxT(オクト)が担当していましたけど、1期の『Clattanoia』(クラタノイア)の方が、2期の『GO CRY GO』より断然好きでした。

TVアニメ「 オーバーロードII 」オープニングテーマ「GO CRY GO」【通常盤】

TVアニメ「 オーバーロードII 」オープニングテーマ「GO CRY GO」【通常盤】

Clattanoiaの方が、お祭り騒ぎ感というか、……非常に「アガる」曲だったように思います。

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パシフィックリム・アップライジング こんなに喧嘩の弱いジプシーは観たくなかった

  • 総評
  • パシフィック・リム アップライジング』の残念ポイント
    • イェーガーが、ひたすらに、弱い
      • V.S. 小型イェーガー『スクラッパー』
      • V.S. 無人イェーガー『オブシディアン・フューリー』第一ラウンド
      • V.S. 無人イェーガー『オブシディアン・フューリー』第二ラウンド
      • V.S. 暴走無人イェーガー軍団
      • V.S.怪獣3体
      • V.S.合体怪獣
      • おわかりいただけただろうか
    • 他にも、つっこみたいところはいろいろ。
    • 唯一の救い
  • さいごに

【注意!】※本記事は、映画『パシフィック・リム アップライジング』のネタバレを含みます。※

春の情報処理試験が終わりました。

これまでしばらく勉強を頑張っていたので、「自分へのご褒美」したかったんですよね。

なので、観てきました。

パシフィック・リム アップライジング』。

前作、『パシフィック・リム』は、大好きな作品なんですよね。昨年の後半くらいから、本作の予告編が映画館で流れ始めていて、観るたびにワクワクしていました。

奮発して、アップライジングもMX4Dで観ちゃいましたよ!!

総評

……え……?

なにこれ……?

……えーと、5つ星満点で星2つってとこですね……。

前作のいいところを踏襲せず、かといって、別に前作の弱点を補ったわけでもなく。

ただただ、残念な思いをして帰ってきました。

ということで今回は、何が面白くなかったのかという感想の愚痴記事です。

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