帰えってき・た・ぞ♪
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pomera
いやー、ようやく実家から取り戻してきました。
これで今日から通常更新に戻れますね。
実際、通常ってほどの実績はまだありませんが、
毎日更新、週に一日漏れるくらいが更新出来てたときの実績でしょうかね。
今日は本の紹介をしたいと思います。
私はアラサーというか30歳。「ちょっと仕事の成長が足りないな~」と感じているところがあります。
人からアドバイスをもらったのもあり、自己啓発系の本を読みあさってるんですよ。
『最速で身につく&稼ぎにつながる プロの学び力』清水久美子 著
総評的には、5点満点評価として3.5点ってところでしょうか。
- 作者: 清水久三子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/11/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 清水久三子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/05/02
- メディア: Kindle版
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- 『仕事における学び』で成果が出ていなくて、いらだっている人
- もうちょっと、仕事の勉強を効率化させたいなと考えている、ノウハウ本未読者
【こんな人にはオススメできない】
- 「とにかく楽な方法」を追い求めている人
- 学習ノウハウ本は、読み尽くしている人
(このジャンルをまだあまり読んでいないので、一般的なのか独特のことを書いているのか、分からないのです)
ざっくりとした感想は、以下の通り。
(ただし、別に「楽してスキルアップ」とまで謳っている本ではないので、「看板に偽りあり」とか、そういうことじゃありません)
書いてある要旨は、こんなところです。
- 学校の勉強(チャイルドエデュケーション)と、稼ぐための大人の学び(アダルトラーニング)は、技術体系が異なる
- アダルトラーニングは、4つの段階で考える。
+「概念の理解」「知っている」
+「具体の理解」「やったことがある」
+「体系の理解」「プロとして『できる』」
+「本質の理解」「第三者に『教えられる』」
- 金になるのは、第三段階から。資格試験で終わる人は、第二段階で学びを止めてしまう
- 一番面倒なのは「第二段階を終えること」なので、あまりにももったいない
- すぐに始められる勉強法として、『情報マップ(当たるべき資料の一覧、俯瞰資料)』と『ラーニングジャーナル(学びの書きため、アウトプット)』の作成を推奨する
- とにかく、本はバリバリ読もうぜ!
実際は、学習の成果を確実にする方法として、職場勉強会や案件対応等の「実践機会」を作ることを強く推奨しています。
ですが、私が「とにかく、一人でもできること=資料にあたること から確認しよう」とフォーカスして読んでいたことや、最終章が「効率の良い資料への当たり方」にフォーカスされているのがあって、どうしても読書・座学の印象が強くなっています。
「本さえ読めば万事オッケー!」なんて無責任なことを書いてある本ではありませんので、まともな資料を期待した人は、その点安心してください。
不当なまでの近道を期待した人は、残念でした。
ああ、残念だよ!!
とりあえず、はてなブログは無償版でも3つまでブログを持てるということなので、「情報マップ」「ラーニングジャーナル」「その他職場での学び」を詰め込むための別ブログを立ち上げようかなと考えています。
こうやってキーボード叩くのは楽しいですし。
ノートにつらつら書くより、読み返しやすいストック情報になるかも知れませんし。
もし実践したら、こちらでも宣伝しますので、よろしくお願いします。
最後に、ちょっと印象的だったノウハウを紹介します。
この本では、新たなジャンルの「学び」のスタートにあたって、「本を一気に20~30冊読むこと」(通読しない斜め読み含む)を勧めています。
なぜかというと
これだけ読むと、優れた情報と、放っておいてよい情報、つまり「良質見解」と「悪質見解」を見分ける目利きができるようになります。
多読をする目的のもう一つは、「共通見解」と「相違見解」を知ることです。
共通見解とは、誰もが同じ指摘をしている事柄です。例えば人材育成をテーマにする本のすべてに、「人材育成にはトップのリーダーシップが欠かせない」と書かれていれば、それが共通見解です。
他方、ある本には「叱って育てる」、ある本には「ほめて育てる」など、本によって主張が異なるものが、後者の相違見解です。
このように多読をすることで、良質な情報だけを見抜き、また情報を多角的に仕入れることによってインプットの偏りを防ぐことができます。
(第5章より)
たしかに。
私がこの本を「学習ノウハウ本は、読み尽くしている人」にオススメできるか分からないのは、この本の類似本を知らないからです。
「質より量」を心がけることで得られるものもあるんですね。
つまり、実のある勉強をしたければ、それなりに勉強時間を増やせってことですね!
(いい顔をしてサムズアップつつ、目は死んでいる今井四郎)