久々更新は書評記事
更新間隔がすっかり空いてしまいました。仕事がちょっとまずい状態だったりしまして。
きつい仕事、嫌ですね。
そんな中、染谷昌利『ブログ飯』を読みました。
憧れますよね。ブログ飯。
- 作者: 染谷昌利
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: Kindle版
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そんな状況が確保できるのであれば、即会社を辞める気がします。
実際は、このブログ(3ヶ月運営)からの収入が依然ゼロなので、ブログ飯への現実感は持っていません。実際、このブログは読者ニーズも世の中のトレンドもほとんど意識せず、かなり好き勝手に書いてますから、さもありなんという結果ではありますけど。
それでも、ちょっとおもしろい記事を書いてるつもりなんですけどね。
この本の感想は、以下のような感じです。
- アクセスアップ、「上質な記事」の執筆について、説得力のある内容が書かれている
- 各章の最後に具体的な「ワーク」が書かれているのも興味深い
- 「誰でも」ブログで食っていけるという割りには、フォロワーの情報が盛り込まれておらず、再現性に疑問
- 「アクセスを向上」する事はできても、「飯を食えるだけの収入」に至るまでには、ものすごい開きがあるんじゃないの?
- 加点法なら星4つ、再現性の問題で減点して星3つ という感じ。(5点満点)
会社で働きながらのブログ更新で、1ヶ月10万も稼げるようなことがあれば、「会社を辞めてブログ飯」なんて変な気を起こすかもしれません。
最近だと、ブログ飯の第一人者イケダハヤト氏も「ブログでの収入を狙うのはいい。生計を立てようと思ったら、会社を辞めて1年半はひたすら書き続けろ」みたいなことを書いてましたね。すいません。嘘つきました。
確認したら3年でした。
ブログの上位3割は……
はてなブログProの経費(月間1,000円)をGoogleアドセンスだけでまかなうには、一日約700PVが必要だそうです。なお、一日50PVをコンスタントに稼ぐブログは、全ブログの上位3割に入れるそうです。
ブログの母数が多いのは確かでしょうから、これを多いと見るか少ないと見るか。
……ちなみに、このブログも、その水準であれば目前だったりします。
狙えるかと思っていた矢先に更新間隔が空いてしまったのは残念でした。
一日数万PVをポンと出す、こちらからすると化物と言いたくなるようなブログは山ほどありますが、それでも「ブログ飯」はさすがにほど遠いようですからねぇ。
ネットで報告している人間はそうそういないので埋もれがちですが、世の中には「三ヶ月頑張って更新しました! ついに、毎日のPVが20をコンスタントに越えるようになりました! 嬉しいなー!」っていうウチみたいなブログも多数あるのです。
これからブログを始める方々へ
私はその方面で先人というには、あまりにも零細です。私を先人とあがめろと言うのは、合気道4級の腕前の人間を合気道の先人としてあがめろと言うようなものです。
そう、私です。
そんな私が伝聞として聞いたところによりますとですね。
ブログ飯って、普通は無理らしいですよ?
(今井四郎)