来るべきXデーに備えて
肉の日が近づいています。もちろん、2月29日のことです。
毎月9の付く日は、近所の肉屋で安売りの日なのですが、2月29日は4年に1度の肉(ニク)の日なので、週末にちょっと大きめのセールがあるのです。
その日は高い肉でステーキでもやっちゃおうかな、と思いましてね?
それを置いても肉を食べたくなった私は昨日、予習として肉のハナマサで、100グラム238円の肉2枚セットを買ってきたのです。
さーて、肉を焼くぞー!
美味しく焼くぞー!
と意気込んだのはいいのですが、せっかくなので、おいしい焼き方をネットで調べてみましょう。
きちんと焼かないと、安い肉だから絶対固いし。
ふむふむ……。
- 中まで温まるように、室温で常温に戻す。
- 筋があると反り返ってしまうので、筋に包丁の切っ先を入れて、筋切りをする。
- 塩の量は肉の重量の1%
この辺までは、どこにも共通して書いてありました。
問題はここからです。
- 塩コショウのタイミング
- ○○に浸すと柔らかくなるよ
- 焼くときはひっくり返したり返さなかったり
「おいしいチャーハンの作り方」を調べたときと同じく、たくさんの人がいろいろなことを主張していました。
たった2回の試行ではありますが、今回の記事では、私が試した方法の感想を書いてみたいと思います。
初日の焼き方アラカルト
初日は、こんな風に焼いてみました。0.購入から1時間ほど持ち歩いて、少し温まったかもしれない
1.筋切りをする
(参考:https://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://m.youtube.com/watch%3Fv%3D9e1K1K5k9BQ&ved=0ahUKEwjZu7q17JDLAhXCdqYKHQ7rA8wQtwIIKzAA&usg=AFQjCNEnLxJJ-PurLWYg3VkZ-nAsQ3TaJw&sig2=b4uOKcPqp5-adbIC0ArvBQ3.)
2.包丁の峰で叩く
3.キッチンで、浅めのバットに移して(第三の)ビールに浸す
(入浴その他で40分ほどです)
4.軽く水で洗い、塩コショウをまぶす
5.焼き方は、「強火」「片面10秒ずつ、両面を焼く」「フライパンから浮かせて、2分休ませる」「これを2セット」
休ませるときは、「フライパンの上に揚げ物用の網を載せた」上に肉を載せて、その上からアルミホイルをかぶせていました。
(参考: http://joshi-spa.jp/202043 )
感想。
「イマイチ!」
焼き色は結構いい感じなのですが、中は赤く、温まりきっていない感じがしました。
半生というか。「あまり良くないレア」というか。
常温に戻したかった時間でビールに浸していたために、温まりきらなかったのに加えて、火にかける時間が少ない調理法だったことが敗因と思われます。
組み合わせたコツ同士の相性が最悪でしたね。
2日目(本日)の焼き方アラカルト
今日は、こんな風に焼きました。1.暖房をつけたばかりのリビングで放置する
(昨日と同じく、入浴等で40分ほどです)
2.筋切りをする
3.包丁の峰で叩く
4.塩を振る
5.焼き方は「強火」「片面30秒」「30秒ごとに裏返す」「3分(裏表3セット)焼く」
6.その後は、「お湯を張ったバット」に「揚げ物用の網を載せ」た上で「3分」休ませる。休ませている間は「アルミホイルをかぶせる」
(参考:http://magazine.shokuikuclub.jp/kitchen/20131216_050022/ )
感想。
「うまい! これが昨日と同じ肉か!?」
きちんと中まで温かく、火が通っていたのが大きいですね。
その分、焼き加減はウェルダンだったのですが。
(希望はミディアムでした。)
しかし、中はきちんとジューシーでしたよ?
昨日のことがあったので、焼く前の肉の温度は手で確認していたのですが、40分程度の放置ではまだひんやりしていたのはご報告しておきます。
焼き方が巧かったのかハナマサが偉大なのか、安い肉でもそれなりに美味しくいただけることがわかってしまいました。
今回の結論
- 「30秒ごとに裏返す」方式が無難っぽい。
- 分厚い肉でなければ、2セット(2分)でちょうどいいかも。
- 「10秒ずつ 複数セット」は、美味しく焼くのが難しそうな気がする。
- 安い肉でも、焼き方や筋切りの処置をきちんとすれば、「何かに浸して柔らかくする」必要はないかも。
(そのうち、タマネギは試したいと思っています。
ビールはちょっと、勿体ないんですよね。
タマネギなら、そのままソースにできますから)
ごちそうさまでした。
(今井士郎)
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