今日も元気に問答御用

アラサーサラリーマンが「考え方を考えてみる」「考えたことを書き残す」ブログ。本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「水素水は効果なしって本当!?」って記事が詐欺って本当? エセ化学ヤバイよ・・・

最近今井が気になっているものが、この記事。

この前、ホッテントリを漁っていたら、なんと水素水を褒め称えるこの記事がホッテントリ入りしていたのです。

「水素水ネタは炎上させるのににいいよ~ 水素は爆発しやすいし」なんてどこかのブロガーが言っていたので、炎上というキーワードに
思わずピクリとしてしまいました(*^^*)

それで、その記事のはてブや検証記事をいろいろネットで調べたりしたのですが・・・

「調べもせずに書くな」「著者は詐欺師」
などと言っているコメントもありました。

3/6には続編記事も公開されて、炎上に油が注がれ大いにバズる予感がするのですが、
著者の「ゆき」さんの書いていることって本当に本当なのでしょうか?

ゆきさんって誰ですの?


ゆきさんとは「『ゆきのココだけの話』の著者」

ただこれだけの人です。

徹子の部屋の司会は、黒柳徹子さん、みたいなものですね。

で、ゆきさんの何がそんなにすごいかというと
超美人で学識がある、アルファブロガーなのです。

う~ん、ゆきさんの知人でもブログの読者でもない人には、ちょっと信じられない話ですね。

ではゆきさんの知人でもブログの読者でもない今井が、わかりやすく解説していきますね(*^^*)


諸悪の根源の根性不足

ブロガーって時間の経過と共に、更新に「飽き」ていきます。
例えば初心者ブロガーって毎日更新してたりしますが、
時間が経つに連れだんだんと更新頻度が下がってきますよね。

これが飽きです。

鉄がさびるのと同じように
人間の精神も飽きていくのです。

で、単純に思うのが
「飽きを止める方法はないの?」
ということですが・・・

答えは「ありません」

飽きるというのは人が成長し、興味の対象が変わっていくのと同じ原理です。
別の対象に興味が移ったとき、もともと興味のあった方に「飽きる」ってことですね。

ブログを執筆するには何かに興味を持って、それに対する記事を書きますよね 。

飽きを止めるということは好奇心を働かせずにブログを書こうとするのと同じです。

ですからブロガーの飽きを止めるということは不可能なんですね。

ちなみにもう少し詳しく飽きが来る仕組みを解説すると
人間の精神には「リビドー」というものがあります。

で、このリビドーが何かを望むエネルギー源となってくれるのです。

ということでリビドーは非常にありがたい存在なのですが
エネルギーを作るときに実現できない欲求という「毒」も作っちゃうのです。

この実現できない欲求が非常にやっかいな存在なのです。

欲求には悪玉と善玉の2つの種類があるのですが
精神に悪いのがもちろんこの悪玉の欲求です。

悪玉の欲求は持ち主に「儲かるためなら、ブログに嘘書いたっていいよね」と思わせたり
持ち主を痴漢行為に走らせたりします。

その結果、悪玉欲求の増加はうつや社会的立場の喪失、
性的被害者や金銭的被害者を生み出す原因になります。

一説によると「犯罪者の100%は、1週間以内に水を飲んだことがある」
という怖いデータも・・・

つまりこの悪玉欲求を取り除くことができれば
健全な生活を送れるっていうわけですね。

『ゆきのここだけの話』の健全化作用

私はこの悪玉欲求を軽減するために
瞑想をしたり文章を書き散らしたりしています。

文章とは、たとえばこういう、イライラした感情を創作につなげたブログ記事です。

例えば自分の思いを文字にアウトプットすることは、ストレスの軽減につながることが知られています。

あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス

あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス

瞑想は嫌な思いをするばっかりで不利益な雑念を払い、目の前のことに集中させる効果があるということです。

そう思ってブログ執筆と瞑想を寝る前にしているのですが・・・

なんと「ゆきここ」にはこれらの行動よりもストレス軽減作用があるらしいのです!

しかも瞑想やブログ執筆には結構時間がかかりますが、「ゆきここ」は読むだけでいいそうです。

う~ん、「ゆきここ」恐るべしですね(*^^*)

「ゆきここ」は効果なしってなぜ?

中学校の時に保健体育で「昇華」って習いましたよね。

昇華っていうのは欲求を前向きな何かに結びつけること。

例えば失恋からラブソングを作ったら売れに売れちゃった『ダイアナ』なんて曲もあります。

世の創作活動は、大抵がなんらかの満たされない思いへの熱を利用したものです。
逆にある対象から興味が外れることを「飽き」と言います。

要するに「ゆきここ」にはこの昇華する能力があるのです。

これは科学的に証明されている事実です。

しかしネットの反応を見てみると

「このブログの著者はアホ。でなければ詐欺師」って噂もあるようですが
実際はどうなのでしょうか?

答えは「『ゆきここ』には効果があるが、全ての記事でためになることを書いているとは限らない」
ということです。

どういうことかというと、やる気を起こさせるというのは何らかの価値ある文章にしかできないことです。

ですから一つ一つの記事は、結局適当かましているおそれがあるのです。

例えば「血液型占いを信じる女はバカ?いいえ賢いと思いますよv( ̄∇ ̄)ニヤッ 」なんていう、いかにもバカが書いてそうなタイトルの記事がありますが、

この記事に書いてあることは「私は血液型占いをほとんど信じていない」「血液型占いはコミュニケーションツールとして活用すべきだ」ということであって、「血液型占いを信じる女性は賢い」という主張はまったくなされていない、タイトル詐欺記事です。

同じように、たいていの記事は口をあけてポカーンと読んでいるといい事が書いてあるようなのですが、論理的な見地からすると穴だらけなのです。

ということは「ゆきここ」の記事には実際のところは価値がなくて「ただの駄文」になっていることもあるわけです。

もちろん著者はそのことを知っているでしょうが
「読者から直接的に金品を巻き上げる」わけではないので詐欺ではありませんよね。

ところがそんなことは一般の良識的読者からは知ったこっちゃないので
「あのブログ記事はひどい・・・」
っていうことになります。

詐欺記事へのPV稼ぎには関与しないことがおすすめ

つまり情報系ブログは書籍と同じで、正しい情報や正確な論理が大事ということです。

ということはエセ科学を利用した金儲けには協力しないことが一番なのですね。

ですからエセ科学に憤ったときは、ホッテントリ入りに協力することなく、叩き潰すことが理想です。
ただ「叩き潰す」ための言及と「ホッテントリ入りさせるエネルギー」はかなり類似しているので
言及するのであれば、せめてそれがエセ科学であることを明確に示すようにしてくださいね。

皮肉記事を書くための労力ヤバイよ・・・

言及先の記事はかなり注目度が高いので、この記事を書いた動機としては「売名」「きっとウケるぞ」という部分も多いことでしょう。

しかし私が文系でなければ
粗悪な文章に対してもノーリアクションだったかもしれません。

この記事を書いた動機(ウケるぞ! 以外)としては

エセ科学を「啓蒙」している記事にイラッとした
・たぶんこれで金儲けできてしまうことにイラッとした
・文系が全面的に(化学知識に限らず、あらゆる論理能力が欠如した存在として)馬鹿にされていることにイラッとした

などのものが実際にあるようです。

このブログにはホッテントリ入りするような知名度はありませんので、
先の記事をきっかけに「水素水には効果がある」と信じる人が増えないことを祈るばかりですね。
(今井士郎)

(補足)
・論理展開に訳が分からないところがあっても、それは元記事に無理矢理合わせたためです。
・言及先ブログや著者について誤解があったとしても、著者の知人でもブログの読者でもない私には、これが精一杯です。
(「文系の私にはこれが精一杯」的な……)
・元記事と比較しながら読んでくださる方が出たとしたら、その労力に尊敬と感謝を表明します。
・元記事、改行多すぎ。

論理トレーニング101題

論理トレーニング101題