読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今日も元気に問答御用

アラサーサラリーマンが「考え方を考えてみる」「考えたことを書き残す」ブログ。ツイッターアカウント @shiroimai

『GATE』第23話「空挺降下」がとても面白かった、6つの理由

GATE アニメ

冬アニメも、そろそろ完結が近くなってきました。
昨晩視聴した『GATE ~自衛隊彼の地にて斯く戦えり』が面白かったので、久しぶりに感想記事です。
「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」 vol.7 炎龍編II<初回生産限定版>【Blu-ray】
GATEといえば、第一期の放送中にこんな記事を書きました。

趣旨をご説明すると、「娯楽作品としては楽しいが、政治や人命の扱い方に違和感がある。注意しながら楽しまないといけない作品である」ということです。

それでも娯楽作品としては面白いので、毎週楽しみに見ていました。
2期(2016年1月~)に入ってからの方が、楽しんでますね。
そんな風に視聴を継続していたら、今晩放送された23話が特に面白かった。
理由を数えてみたら、図らずも前回の「見るべきでない理由」と同じく、6つに集約できました。
それぞれ、ご紹介します。

1.第23話は、現実政治と無縁である

最初に紹介する2つの要素は、今回の話に「面白さの邪魔がなかった」という点です。
先に挙げるのは、「過剰な日本万歳」がないエピソードであったということ。
今回は、ほぼドンパチのみ。
「日本の政治は優れている」とか「日本人の道徳心はすごい」といった、「冷静に見てしまうと、ちょっと恥ずかしいな……」という描写がありませんでした。
外交官のスガワラさんが、情に流されて異世界の要人を保護してしまう、2週前の展開には、ちょっと「ん?」と思ったりもしたのですが、今週はそういうシーンがなかったので、「我に返る」ことなく楽しめました。

2.敵は悪玉

従来、この『GATE』という作品への違和感の理由として

  • 自衛隊がためらいなく人を殺すことへの違和感
  • 虐殺を行うことへの抵抗のなさ

のようなものが引っかかっていました。

「敵なんて、追っ払えばすむような戦力差の相手じゃないか。わざわざ逃げてる相手を殺さなくても」って感じですね。
特に、イタリカの野盗退治の戦いが。

今回は、そういうところを気にせず見られました。
理由はいくつかあります。

  • 敵はいずれも、戦意旺盛正規兵である → 追っ払うのは困難です
  • または、これまでさんざん横暴に振る舞ってきた悪役である → 煮るなり焼くなり揚げるなり、好きにされても、視聴者は気持ちいいだけです。
  • 要人救出という目標は、敵を殺害しないと達成できないだろう、という説得力がある → 視聴者は敵キャラに、変な同情をしなくて済みます。

こんな風に、「せっかくかっこいい自衛隊を見ているのに、視聴者がヒいてしまう」条件が、かなり緩和されていたのです。

3.安定の弱い物いじめ

さすがに、自衛隊はファンタジー世界軍より圧倒的に強いです。
『○○無双』シリーズが延々売れることからも分かるとおり、「正義の味方 or 自分の味方による弱いもの(悪)いじめ」って、見てて楽しいんですよね。

今回も、自衛隊 v.s.ファンタジー軍は、自衛隊ワンサイドゲームで描かれていました。
気持ちよかったです。

4.CQB! CQB!

CQB、つまり銃器による近接戦闘です。
部屋に飛び込んでいって、敵を倒したり人質を助けたりします。
劇中では、兵士の詰め所みたいなところに押しいって、「クリア!」「クリア!」とかやってましたね。

今回描写されたような、「遮蔽物が多いところの制圧」というのは、合理的な「手順」の描写を楽しめるのがいいですね。

例えば「遠距離狙撃の成功」のシーンなんかは、射撃手が名手であるという「設定」の描写を楽しむものじゃないですか。
CQBの描写は、そういうのとはひと味違った面白さがあります。
大好きです。

5.自衛隊のかけ声が聞ける

日本語でコミュニケートが行われ、日本的な文化の中で軍事行動をする組織、「自衛隊」。
どんなかけ声で、どんな手続きしながら軍事行動をするのか。
自衛隊は米軍と違って、あまり映画に登場しないので、あれだけ長くてかっこいい自衛隊描写が見られるのは貴重ですよ。

日本版の軍事口調、聞いてて楽しいんですよね。
時刻を「一二○○(ヒトフタマルマル)」と表現したりする、あれです。

落下傘降下のシーンとか、とてもかっこよかったです。
最後の一人がパイロットにあいさつしながら落下傘降下していくのも、感慨深いものです。
もうちょっと、自衛隊の活躍を、映画なんかで見られるといいんですけどねぇ。

6.声優さんの奮闘

ラストのピニャ姫の悲鳴が、非常にエロかったです。
魅力的な声だなぁと思ったら、戸松遥さんだったんですね。
しばらく前に確認してたはずなんだけど、忘れてました。

私のダメ絶対音感の中に、どういうわけか戸松さんの声はまだ登録されていないんですが、「魅力的な声だなぁ」と思ってキャストを確認したら戸松さんだった、ってことはたびたびあります。

あと、大活躍していた健軍一佐。
彼の中の人は、小山力也さんでしたね。
直前に『Fate/Zero』を観ていて、絶望に沈む衛宮切継(cv:小山力也)を見ていたので、なんか元気そうでほっとしました。

そんなこんなで非常に盛り上がっている『GATE』第二シリーズ。
このまま走りきって欲しいですね。
……一癖も二癖もありそうに描写された記者の人、出番、あれだけ……??
(今井士郎)

ゲート 1―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)

ゲート 1―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)