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西山里緒さん、この人に「取材されても事前確認させない」と言われたら、やっぱり無理だよ

「取材記事は、取材対象に事前確認を取るべきか」発端のツイート

この日曜に、このようなツイートが話題になりました。

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西山里緒というライターさんのツイートで、

「記事の事前チェックをさせて当然」という考え方はマジで害悪以外の何物でもない

と言ってのけています。

このツイートを見たとき、そこまで深くは考えませんでしたが、直感的には「傲慢だなぁ」と思いました。

取材を元に間違った記事を書くリスクはあるのだから、基本的には取材対象には記事の確認を取るべきだろう、と。

記者と取材対象の間に明確な利害対立があるならともかく、「取材対象の出した情報を正確に、読者に提供する」という目的が一致しているなら、事前確認で困ることは「手間がかかる」という一点を除き、滅多にないだろうと考えていました。

まさかの、「正確性に欠ける記事」への苦情

先ほどのツイートを見かけた2日後、このようなツイートを見かけました。

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「取材を受けたら、自分の言ったことが大いに歪められて記事にされた」というものです。

そして、苦言を呈されている記事のライターは、まさかまさかの西山里緒さんでした。

「取材対象に記事の事前チェックをさせるという考え方は害悪」と表明した人が、「取材対象から告発されている」という事態。

なんとも香ばしい状況になっていました。

2ツイートで分かる、西山氏のいい加減さ

西山氏ご本人のツイートを辿ったところ、「この人に取材させて、事前チェックしないというのは、あまりにリスキーだな」ということが分かりました。

だって、日本語の使い方が、ものすごく雑なんですもの。

彼女は、この2つの発言をしています。

前者と後者の間で、「発言の撤回」や「訂正」は行われていません。

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お分かりいただけるでしょうか。

前者のツイートに対し、情報の「追加」として、後者のツイートを行っています。

「記事の事前チェックをさせて当然」という考え方はマジで害悪以外の何物でもない

という意見と

「事前チェック」にもグラデーションがあり、ケースバイケースで認められる

という意見が、「同じ立場」として語られているのです。

実際は、前者と後者は全然違う意見です。 「Aは害悪以外の何物でもない(Aは100%悪だ)」という意見と、 「Aは限定的にしか認められない(Aが悪である場合と、そうでない場合がある)」と言う意見は全く別物です。*1

こいつは、「リスクはゼロではない」という表現と「非常に危険だから排除しないといけない」という表現を使い分けないアホの論法だなと感じました。

原発や反ワクチンの意見でよく見るアレです。

この人が「ノーチェックで、正確な記事」を書くのは、無理ですよ。

現状の発言

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この通り、彼女は現在、非常にへこんでいるようですが、「私の考えは間違っていない」とも、「私の考えが間違っていた」とも発言されていません。
まずは、彼女の立場を聞いてみたいところです。

もしもライターを続けるというのなら、いい加減さと離別するか、大人しく、取材対象にチェックを受けようとするか、最低限いずれかはお願いしたいところです。

【参考】

(今井士郎)

追記:関連記事を書きました。

*1:まさか、「ケースバイケースである」=「全ての状況で認められると考えるのは、完全に害悪」という流れ!?