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『枯山水』~「徳」を武器とする庭師達の戦い~

どどん。
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この、やけにインパクトのあるおじさんが目印のゲームが、アナログゲーム界隈で流行っています。
特に発売直後は品薄が激しく、購入する権利を得るために行列する、なんて風景が繰り広げられていたようです。

その完成度の高さで、表彰まで受けており、東京ドイツゲーム大賞なんて賞も受賞しています。
うん、東京なのか、ドイツなのか、どっちだよ?

こいつは、「美しい庭園を造るゲーム」です。
山札から、庭園の部品となるタイルを引き、自分の庭園においていきます。
手番ごとに庭園造りを進めていって

  • 砂の流れが途切れないようにする
  • いろんな種類の岩を置く
  • 一人一人に渡されている「お題レイアウト」を再現する
  • レイアウトで「役」を成立させる(岩を隣同士に並べると○点、とか)

みたいな「勝利点の高い」庭園を造ったプレイヤーの勝利です。

途中、「徳」なる点数が通貨じみて使われたり(「徳」を払って岩を買ったり、他のプレイヤーが引いたタイルを巻き上げたりします)、各プレイヤーに一枚ずつ配布された「伝説の庭師」カードが必殺技めいて使われたり、ちょっと罪悪感を覚えなくもない展開です。
名前を知ってたり知らなかったりする庭師の皆さん、なんかごめんなさい。

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プレイ前。
お題カードは「△の位置に、所定の岩を置け」
必殺カードは「このカードを使った手番では、タイルを強奪されない」
コンポーネント(カードやボードや駒)がいちいち渋くてかっこいいんだ。特に岩。
対戦相手「左のカードは、『おじいちゃんカード』と呼ぼう」異議なし。

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中央が、「徳」マーカー。
プレイヤーが「徳」を貯めると、マーカーの位置がだんだん上がっていきます。
徳を使うと、下がる。今は0点。

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私の庭。ああ、丸い。丸い。美しい。
(「半円」や「真円」を作ると、得点になります)

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徳を払って、岩、召還。
(「試しに『岩』置いてみるわ」で、お題レイアウトの再現が消えた瞬間。)

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庭、完成。すごいぞー。かっこいいぞー。

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対戦相手の庭。
初回体験プレイは、美しさで圧勝。

昨日は購入してから2回プレイしたのみでしたが、役や各種ルールを覚えると攻防が加熱していくんでしょうね。

基本的な進行は、いろいろ複雑なのかと思いきや、2ターンで理解できました。
「ルール自体が取っつきやすい」っていうのは、売れるゲームの大事な条件なのでしょうね。
やってることはゲームなのに、奪い合いや邪魔しあいなのに、なんか教養人の気分に浸れるボードゲーム枯山水』。
確かに、面白いです。

問題は、我が家のちゃぶ台にはボードが大きすぎて、飲み物やお菓子と同居できないところですかね。
(今井四郎)

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枯山水(Stone Garden)/New Games Order/山田 空太

枯山水(Stone Garden)/New Games Order/山田 空太

一時は高騰していたらしいですが、在庫復活しているようですね。
私は、ヨドバ○カメラのゲームコーナーで発見して、即購入しました。
お目当ては『パンデミック』だったんですけどね。
(パンデミックも買いました)