わくわくの帰り道
今日は少しだけ早く仕事を上がれたので、文具店で新しい道具をお迎えしてきました。
パイロット『CUSTOM 74』限定モデル!
一昨日、名入れを頼んでいたんですよ。
そう、万年筆です。
パイロット 万年筆 カスタム74 FKK1000RB-FM 中細字 ブラック
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私の万年筆ライフ
万年筆「風」との出会い
私が万年筆のようなものに初めて触れたのは、大学生の頃でした。1日に3コマも4コマも授業を入れていると、鉛筆を使ってノートを取るのが、疲れるんですよね。
今も昔も握力がなく、そのくせHの鉛筆を使ったりしてましたから。
そんなとき、大学の生協で、500円の万年筆風ペンを見つけたんです。
鉛筆よりボールペンより、はるかにすいすい、気持ちよく書けるそのペンに、ちょっと感動しました。
そのペンは、時折気が向くと、ノートを取るのに使っていました。
(当時の万年筆をネットで探してみたのですが、見つかりませんでした。パイロットの「ペチット ワン」とかがありましたが、違うんだ、もっとダサいペンだったんだ。)
Petit1/ペチットワン 万年筆タイプ【ブラック】 SPN-20F-B
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本物との邂逅
本物の万年筆を使うようになったのは、社会人2年目です。書店の文具コーナーで、ショーケースに並んだ「本物の」万年筆たちと出会いました。
社会人になったのだしと思ってケースを覗いたのですが。
高い。
平気で3万円とかする。
正直、買っても使いこなせるかすら分かりません。
数万円の買い物は「試し」には余りに高額でした。
そんな中で見つけたのは、パイロットの『カヴァリエ』でした。
パイロット 万年筆 カヴァリエ FCA-3SR-L-M 中字 青軸
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しかも、しっかり本物っぽい!
そして、細身でかわいい!
しょっちゅうインク切れを起こす手の掛かる奴ですが、未だに手帳とセットで運用しています。
仕事中の筆記は、基本的にこれです。
補充を忘れてインクが切れると、ボールペンに持ち替えますが、その時はとてもとても悲しい気持ちになります。
こちらは、これからも仕事に活躍してくれると思います。
そして、2本目へ……
最近、仕事に行き詰まりを感じています。考えが浅い。
能力を開発する必要を、強く感じています。
この3ヶ月でいくつかの本を読んだところ、
「手書きで頭を整理する」
という共通の記述を見つけました。
最終的にどの本のスタイルを採用するかは未定ですが、日常的に「書く」機会は増やしています。
せっかく書くなら、気持ちよく書きたいに決まっています。
だから自宅でものを書くときにも、仕事鞄から手帳と万年筆を取りだして「整理のために書く」をやっていました。
そして、ボーナスをきっかけに考えました。
もう、2本目に行ってもいいよね? もう、俺は充分に万年筆ユーザだよね?
そして、購入してきたのです。
ペン先が14金*1の万年筆を!
その中では一番安いランクの奴を!
コンバータ(CON-70)を取り付けて
インクを吸って(動画は、別の方のものです。このコンバータの使い方が分からなくて参照しました)
試し書き!
うへへへへへ。
いいですね。14金。
柔らかい。
万年筆らしい感触。な気がする。
まぁ、正直まだおっかなびっくりなのは、ノートにも書いたとおりです。
大丈夫です。怖いのは最初だけで、すぐ気持ちよくなるから。
ご自宅用万年筆、入手。
これからの書き物ライフが楽しみです。
(今井士郎)
*1:これまでのペン先はステンレス。だから安い