この数記事で変わったこと
まさか気付いていた読者さんはいないと思いますが、前々回の記事から、変えていたことがありました。
なにかというと、Markdown(マークダウン)記法の採用です。
Markdown記法とは何かというと、
Markdown(マークダウン)は、文書を記述するための軽量マークアップ言語の一つである。本来はプレーンテキスト形式で手軽に書いた文書からHTMLを生成するために開発されたものである。 (Wikipedia「Markdown」より)
というものです。
要するに、HTMLより簡単で軽量な、文書の修飾スタイルといったところでしょうか。
はてなブログでは、
が、任意に選べます。
ブログの『設定』の『編集モード』のところで選べるこれですね。
役割的には、従来使用していた『はてな記法』と『Markdown記法』で、そこまで大きな変わりはありません。
どちらも、ポメラでの執筆時点で文書の修飾をある程度終わらせるために、有用な方法です。
Markdown記法導入の理由
なぜ私が従来のはてな記法からMarkdown記法に乗り換えたかというと、来るべき新型ポメラpomera DM200への切り替えに備えるためです。
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私がpomera DM200への乗り換えを希望しているのは、数日前に買いた通りです。
私がpomera DM200の新機能をいろいろ見ていたところ、非常に気になるものがありました。
それは、アウトライン機能。
テキストで特定の記号を記入することで、書いている文章が構造化できる機能です。
ざっくり言えば、書いている文章の見出しの内容だけを、本文の隣に表示し続ける機能ですね。
参考:公式サイト
.(ピリオド一つ)なら大見出し、..(ピリオド二つ)なら中見出し……のように、各セクションの相互関係を常に俯瞰できる。
ブログを書く上でも、もっと別の創作をする上でも、是非活用したい機能でした。
『新しい文章力の教室』にも、アウトラインを意識する、記事の部品を意識する、というのは何度も書かれていましたしね。
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しかし、せっかくポメラでアウトラインを意識しながら書いても、ブログ投稿するときに「.」を「<h2>
」、「..」を「<h3>
」に置き換えるようでは面倒です。
pomera DM200のアウトライン機能は、ブログ執筆では便利に使えないのか。
がっかりしながら調べていたら、こんな記述を見つけたのです。
そうか、Markdownに切り替えれば、ブログ執筆ツールとしての pomera DM200で、アウトライン機能が使い放題なのかということで、Markdownを採用してみることにしたのです。
結果から言うと、かなり快適に使えています。
この辺の検討内容は、次回また書きたいと思います。
(今井士郎)
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