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『隻狼~SEKIRO~』を70時間かけてクリアしたので、方法を語る

『隻狼~SEKIRO~』クリアしました!

先日紹介した『隻狼~SEKIRO~』を、5月中旬にクリアしました。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4


「このまま自力優先*1でやってたら、100時間かかってもクリアできないぞ?」と考え、途中からは、臆面もなく攻略サイトを参照してやりましたよ。
方向音痴は、あのマップで道に迷うんです……。ズルって言わないでください……勘弁してください……。

結局、攻略にかかったのは70時間。「人返り」エンドでした。
今、「修羅」エンドクリアを目指して2周目しているのですが、デモや会話は大抵全部聞いているのに、幻お蝶+葦名弦一郎(初回)攻略までで、所要時間がたったの3時間です。嘘やろ……?

今回は、ボスに虐殺されている最中に私が何を考えていたかを紹介します。ヌルゲーマーなりに『隻狼~SEKIRO~』をクリアした方法です。攻略サイトに書かれているかもしれないし、ないかもしれない。
この記事の真の価値は、君の目で確かめてくれ!!

ボスに虐殺されつつ、クリアできるようにする方法

道中何回ボスに殺されたか、カウントはしていません。しかし、「赤鬼」「幻お蝶」「梟(過去)」には、数十回レベル*2はぶっ殺されました。

そんな私が、奴らを超えるためにどんなアプローチを取ったか。

  • 基本的な操作
  • 個別ボスへの対応

に分けて紹介します。

基本的な操作

ここで紹介するのは、下記の4点です。

  • 「弾き」の確認
  • 攻撃時の「連打禁止」
  • 義手忍具は「無理に使わない」
  • 流派技も「無理に使わない」

「弾き」の確認

「弾き」はこのゲームの華です。できれば身に付けましょう。
これができないと、ボスの周りをくるくる回りながら、隙を見せたボスをチクチク、しかできなくなってしまいます。

で、「弾き」の確認です。

ロード画面やチュートリアルの解説だと、「敵の攻撃に合わせてL1ボタン」と表現されていたはず。敵の攻撃の「何」に、「何」のタイミングを合わせてL1ボタンを押すの? という疑問を持ったのは、私だけではないと思います。

答えは、「敵の攻撃が『自分(狼)にヒット』する直前に、L1を押すことによる『防御の完成』のタイミングを合わせる」です。

敵の攻撃がヒットするまさにそのタイミングにL1を押しても、普通に攻撃を喰らいます。L1を押してから狼が「防御!」と完成させるまでタイムラグがあるので、ヒットする直前には「防御!」を完成させないといけません。

ボス攻略の労力の大半は、弾きを成立させるために攻撃のモーションを盗む(攻撃の種類とタイミングを覚える)ことですよね。

あと、弾きの際は「防御からの弾き」にしましょう。

棒立ち(L1を押していない)の状態から、「弾き」のためにL1を押すと、タイミングが遅ければ「防御不成立」でダメージを喰らいます。
しかし、ガード(L1を押している)の状態から、「弾き」のタイミングでL1を「一瞬離して、押し直す」方がお得です。
タイミングが正しければ「弾き」が発動しますし、タイミングが早かったり遅かったりしても、「ガード」にはなるのです。これだけで、生存確率はぐーんと上がります。

攻撃時の「連打禁止」

攻撃は基本的に、R1ボタンで繰り出す、刀での攻撃です。
ボス相手だと、敵が隙を見せたところにできる限り*3の連続攻撃を叩き込みます。

その時、「とにかくR1を連打する」ことをやめることで、勝率が跳ね上がりました。

攻撃が空振りしなかったとき、起きることは3つのどれかです。

  • 命中して、ダメージを与える
  • ガードされる
  • 弾かれる

「命中して、ダメージを与え」たか、「ガードされ」たなら、高確率でもう一発の攻撃チャンスがあります。*4しかし、「弾かれた」なら、次の瞬間に反撃が来る可能性が高いです。防御しましょう。

R1を連打していると、この見極めや反応が遅れます。連続攻撃を成功させるのに、R1の連打は要りません。攻撃が命中したのか、ガードされたのか、弾かれたのか、見極めた瞬間にR1を押せば、タイムロスなく攻撃がつながります。

このゲームは、「相手が何をしようとしているか」観察して勝機を掴むゲームです。観察と攻撃を連動させましょう。

義手忍具は「無理して使わない」

私は、いくつかの義手忍具を未だに使えていません。

うまく利用するとボス攻略が楽になるはずですが、義手忍具の利用時には、独特の隙が発生します。
「弾き(L1)」「攻撃(R1)」「ステップ・見切り(○)」「ジャンプ(×)」に新たな選択肢(R2)が加わることで、反応が鈍ることも考えられます。
「戦いが有利になる」と感じたら迷わず使えば良いですが、「よく分からないな」「このままボスに適応した動きを訓練すれば、刀一本でも勝てるな」と思ったら、義手忍具の活用は諦めた方が早いこともあるでしょう。

単純に、刀でカキンカキンやってるの楽しいですし。あんまり義手忍具の活用を頑張りませんでした。

流派技も「無理して使わない」

言いたいことは、だいたい義手忍具の時と同じです。

また、流派技は「L1とR1の同時押し」なので、「防御から攻撃に転じる」タイミングで暴発することが多々ありました。
暴発するばかりでうまく扱えない人は、諦めて流派技の装備を外しましょう。メニュー画面から、□ボタンで外せます。

ボスへのアプローチ

ここからは、個別のボスをどのような「訓練」で攻略していくか考えましょう。漫然と「死んでは再挑戦」するより、なんぼか早く攻略できるようになるはずです。

攻撃パターンを覚える

敵の攻撃は、だいたい下記の4種に分類できます。

  • ガードできる通常攻撃
  • 下段ないし突きの『危』攻撃
  • よけるしかない、投げ系の『危』攻撃
  • 『危』ではないが逃げ回った方がいい攻撃*5

相対した敵にはどんな攻撃パターンがあるのか、よく観察して覚えましょう。攻略サイトや攻略動画の参照を解禁しているのであれば、それらも駆使して覚えましょう。

そして、各攻撃に対する「正しい対処」を分析しましょう。

「何を喰らったか」学習する

「正しい対処」を分析している最中、死にまくると思います。

その間は、死んでから再挑戦するまでの間に「どんな攻撃を喰らったせいで負けたか」、一種類以上思い出しましょう。
どんな攻撃を喰らって負けたのか。なぜその攻撃を喰らったのか。

いろんな原因があると思います。

  • 反射的に、対応ボタンを間違えた。(例:×を押すべきと分かっていたのに○を押してしまった)
  • 別の攻撃と見間違えて、対応ボタンを間違えた。
  • 突きモーションがよく分からず、見切りのタイミングが合わなかった
  • 「突きっぽい」「下段っぽい」と雰囲気で判断して、攻撃種別を間違えた
  • 隙だと思って攻撃したら、敵の連続攻撃が始まってボコボコにされた
  • ステップで充分距離を取ったと思ったら、投げ『危』の吸い込み範囲から逃げ切れておらず、喰らってしまった

これらを、いっこいっこ潰していきましょう!!
全ての攻撃に適切な対処を取れるようになったら、理論上勝てます!!
全てに適切な対処が取れなくても、敵を忍殺する前に、こちらが殺されない程度まで攻撃を封じれば勝てます!!

時には、出現頻度の低い攻撃への対処を捨てるという選択肢もあるでしょう。「こいつで『危』攻撃が来たら、全部突きのつもりで見切りボタンを押す。下段もたまには来るけど、喰らっても仕方ないと割り切る」とか。

私の実例

私が主に詰まったボスで、「どんな攻撃で痛い目に遭ったか」「どのような対処を心がけたか」を、参考までに紹介します。

赤鬼

最初に虐殺されたボスです。
何よりも、「タックル付きの『危』投げ」を喰らいまくりました。2周目でもそこそこ喰らい、対応ができていないことが分かりました。

残念ながら、赤鬼はろくに「攻略できて」いません。

巷の攻略情報を元に、油+火吹き筒で炎上させて頑張って斬りました。
1周目では「自分の体力残りわずか(回生使用済み)」「最後の形代」「敵の体力も残りわずか」の状態で火吹き筒からのがむしゃらな連続攻撃でギリギリ倒しました。ドラマチック。
必死にR1を連打してしまい、「……やめろ。もう死んでる」って気分でしたね。

近くに身を置くことでタックルを出させないこと、あるいは「大きな隙を見せるまで、走って逃げ回ること」が攻略法なのかなー、と感じています。

幻お蝶

赤鬼以上にやられまくりました。

最も多く命を取られたのは、空中(ワイヤー上)からの『危』投げ攻撃。「大急ぎでバックステップを2回」すれば、だいたい躱せることが分かりました。

クナイを投げつつ稲妻上に突っ込んでくる攻撃は、当初「距離を取って、終着地点で止まったところを攻撃する」方針だったのですが、避け方が中途半端だと途中で轢かれますし、2ゲージ目の蝶が出てくると「後から近付く」時間がないので、「当初の位置で待ち構えて、弾き→攻撃」に方針を変えました。

2巡目では、一度も死なずにクリアできて感動。ただし、向上した身体力の恩恵があるので、1巡目当時のパラメータでどうなるかは、よく分かりません。

葦名弦一郎

みんな大好き弦ちゃん。2巡目でも、2回ほどやられてしまいました(2巡目はイマココ)。

各種攻撃でやられましたが、一番悔しいのは弓矢の射撃でしたね。こちらの攻撃から距離を取られて、無防備なところをカウンター気味に射撃される。

「一足一刀の間合い」からの攻撃は諦めて、密着距離での攻撃に集中したら、射撃は防げる(射撃しようとジャンプする弦一郎を撃ち落とせる)ようになりました。

2巡目では、ジャンプ斬りからの『危』攻撃分類が即座に判断できなかったために、やられてしまいました。

梟(過去)

爆竹で何度も火だるまにされました。

爆竹は「前」か「後ろ」に避けないといけません。自分が爆心地に対して前にいるのか後ろにいるのか瞬時に判断し、爆心地から遠ざかる方にステップで逃げました。

「後ろ」に逃げれば良いときは良いのですが、「前」に逃げるときは梟正面に逃げると斬られます。
向かって右、梟の左脇をすり抜けるようにステップすると、攻撃を受けずに逃げることができました。

剣聖 葦名一心

剣でも散々やられましたが、印象的なのは槍の突き攻撃でした。

槍を担いでから振り回す動きが、脳内で「突き」と直結するのに時間がかかり、なぎ払いを警戒してジャンプしてしまっていました。
「あのモーションは突き!」と理解できてからは、着実にクリアが近付きましたね。

さいごに

このゲームは、「誰でも」クリアできるとはさすがに言えません。
でも、ヌルゲーマーの私はクリアできました。楽しいので、人生初のトロコンを目指そうかと考えています。

「楽しいけど、諦めた」人は、もうひとがんばりしてもいいかもしれませんよ?
(今井士郎)

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4

*1:詰まったら攻略サイトを見る、くらいのスタンス。

*2:少なくとも10回では収まらない。各々20回は軽く超えていそう。

*3:状況によっては、たった一発が「できる限り」でしょう。

*4:判断は自己責任で。そうでないボスもいただろうと思います。

*5:獅子猿の糞投げや、梟の爆竹・回復封印煙等。