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タニタ「インナースキャンデュアル」1ヶ月経ちました
去年の秋に、タニタの「インナースキャンデュアル」を買いました。
タニタ 体組成計 スマホ 50g 日本製 ホワイト RD-907 WH 医療分野の技術搭載/スマホでデータ管理 インナースキャンデュアル
- 出版社/メーカー: タニタ(TANITA)
- メディア: ホーム&キッチン
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体脂肪率が高かったのを受けて、トレーニングの結果を効率的に記録したかったためです。
今回は、この商品のレビューをお届けします。
これまでの体組成計事情
従来は3年前に購入した、タニタの5,000円くらいの体組成計を使っていました。
タニタ 体組成計 BC-760-BR(ブラウン) 乗るピタ機能で簡単測定/マイサポ機能で測定応援
- 出版社/メーカー: タニタ(TANITA)
- 発売日: 2015/07/01
- メディア: ホーム&キッチン
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だいたいこんなの。
当時もインナースキャンデュアルは発売されていたと思うのですが、ビッ○カメラの店員さんに「高いやつは便利なんですか?」と尋ねたら、「いや、そんなに変わりませんよ?」と良心的なセールスをしてくれたんですよね。
結果、5,000円前後のやつを使ってました。デザイン的にもコンパクトで気に入ってましたし、機能的には不満がなかったんですよね。
買い換えの目的
不満はなかったのですが、インナースキャンデュアルだとこのような機能が追加されるようでした。
それぞれについて、ご紹介します。
筋質点数の計測
一番の目当てです。
通常のタニタ体組成計でも、「筋肉量」を量ることはできます。しかし自重トレを進めても、「筋肉量」はそうそう増えてくれないんですよね。 タニタのHPを見ると、トレーニングをしたときは、筋肉そのものが増えるよりも先に筋肉の質が向上するのだとか。
(詳細は公式サイトでどうぞ)
筋肉の「質」を100点満点で採点したのが「筋質」です。上の触れ込みが正しければ、「筋肉が増えなくても筋質が上がる」事で、トレーニングの成果が見えるのではないかと考えました。
こういう機能を期待するなら、必要なのはむしろ、トレーニングが進んでいない今だ。
理想のマッチョになってからだったら、むしろこの機能は要りません。
今は、「人生で最大の肉体改造期」にしたいともくろんでいます。 だから、買うならむしろ今だなと。
スマホ連動による、計測結果の自動記録
従来は、朝一番に体組成計で量った結果を、Androidアプリ「RecStyle」に手入力していました。記録していたのは
- 体重
- 体脂肪率
- 筋肉量
です。
インナースキャンデュアルは、スマホとBluetooth連携することで、計測結果を専用アプリに自動入力してくれます。
結構便利そう。
事前設定した重量(服+スマホ)を除外して計測
上記の、「スマホと連動した状態」で計測すると、あらかじめ設定しておいた「体重以外の重さ」を引いて計算してくれます。基本的には「服とスマホ」です。
従来は、パンツ一丁になって計測していたので、冬場の計測はキツかったんですよね*1。
冬は、地味に重宝する機能だなと思いました。
使ってみた結果と感想
スマホ連動が危険
インナースキャンデュアルの活用に、スマホとの連動は必須です。
なぜなら、計測結果を記録できる専用アプリ「HealthPlanet」では、スマホ連動でないと記録ができない項目があるからです。
- 出版社/メーカー: TANITA HEALTH LINK.INC
- 発売日: 2014/08/04
- メディア: アプリ
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どういう事かというと、筋質点数は、手動入力する欄がありません。
そして、普段遣いしてているIIJ Mobile用のAquos Phoneは、スマホ連動に対応していませんでした*2。
割と絶望しましたね。
手持ちのスマホでは体組成計と連動できず、一番のお目当て機能(筋質測定)は、スマホ連動しないと記録できない。
ダイエット・トレーニングの指標とする以上、連続的に記録して、グラフ化してナンボなのに。
しかし、そこには解決策がありました。
1代前に使用していた、Xperia Z3 Compactでの連動に成功しました。セーフ! ギリギリセーフ!
スマホ連動するタニタの機器を購入する際は、きちんと動作確認済みのスマホ一覧を確認しましょう。私は確認していたのですが、docomo・au・softbankの機種しか挙がっていなくて*3、しかもその中にAQUOS Phoneも数多く挙がっていたので、格安SIM用のAQUOS Phoneも、まぁ大丈夫だろうと高をくくってしまいました。危うく1万7千円を無駄にするところでした。
できれば、インナースキャンデュアルを買う前に、売り場で連携を確認させてもらえると良いですね。
アプリ「HealthPlanet」をインストールしたスマホで、体組成計を登録する操作*4をして、連携に成功したら購入と言うことで。
しかしタニタとしては、動作確認済みのスマホすら「OSのアップデートが行われた場合は、動作保証をしない」という姿勢なので、手持ちスマホが対応していても、長期的には全然安心できません。
この点は、改善を強く希望します。
服を着ての計測は良好 自動計測の注意点
私は、服とスマホで「600g」引き算して計算してくれるように設定しています。脱がなくても計測できるのは楽ちんです。
二点ほど、注意が。
インナースキャンデュアルには、スマホから起動しなくても、乗るだけで計測を開始してくれる「のるピタ」機能があります。
しかしこのとき、アプリで設定した「600gの引き算」は考慮されません。「のるピタ」を使って起動する時は、きちんと事前に服を脱ぎましょう。
また、「のるピタ」起動で計測した結果も、スマホ連動で起動・計測した際、アプリに同期されます。
「計測結果ログは、1日1回分だけにしたい」という人は、計測自体を1日1回にする必要がありますので、ご注意ください。
1日に何度も体重計に乗ると、毎回の記録がログに残って、グラフが非常にジグザグします。
筋質計測は、なかなかよさげ?
私は、筋質点数70点前後で推移しています。
筋トレを継続している時には上昇基調、サボると下降基調、という結果が出ているように感じるので、筋トレの成果確認として使うには、なかなか良さそうです。
ステップ2や3の囚人トレーニングでも、「筋質」は上がるようですよ。
プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ
- 作者: ポール・ウェイド,山田雅久
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2017/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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逆に、これまでかなり鍛えてきた人は、あっさり100点満点でカンストしてしまう恐れがあります。
グラフ表示は、結構不満
従来愛用していた「RecStyle」の魅力的な点として、体重や体脂肪率の推移を「1週間の平均」や「1ヶ月の平均」で比較できる点がありました。
体重推移は「毎回の計測で一喜一憂すべきものではない」「変化の傾向を見るべき」ものですから、この機能は素晴らしいと思います。
「HealthPlanet」には、こちらの機能がないんですよね……。グラフはガクガクします。不満です。
また、表示するグラフの切り替えも、グラフが消えて、「なんのグラフを表示するか、選択肢の一覧画面」を挟むので、まだるっこしくてあんまり良くありません。
一点だけ、「HealthPlanet」の良いところがあって、複数の指標のグラフ(例:体重と体脂肪率)を重ねて表示できます。これはちょっと面白いです。
まとめ
下記の中に、体組成計に求める機能があって、その機能に1万円ほどの差額を出してもいい、仕方ない、という人には、インナースキャンデュアルがオススメです。
しかし、以下のような方は、もっとスタンダードなタニタの体組成計でいいんじゃないかなと思います。
- 体重・体脂肪率・筋肉量・推定骨量・BMI・体内年齢が*6計測できれば充分
- 計測結果は手動記録で構わない
- 「服の重さを勝手に除外」とか、余計な気は使わなくていい
- 手持ちのスマホの型番が、動作確認済み機種一覧になかった
「インナースキャンデュアルの方が、計測結果が正確なのでは?」という疑問もあるでしょうが、その点についてはユーザ視点では分からないので、コメントしようもありません。
最後に
インナースキャンデュアルの最新モデルは、2019年1/14の購入分まで、最大5,000円のキャンペーン中です。レシートを送付すると、書留でキャッシュバックしてくれるそうです。
私は、レシートをなくした可能性があります。見つかると良いな!
(今井士郎)
タニタ 体組成計 スマホ 日本製 ブラック RD-906 BK 医療分野の技術搭載/スマホでデータ管理 インナースキャンデュアル
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タニタ 体重 体組成計 50g ホワイト BC-314 WH 自動認識機能付き/立掛け収納OK
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