野菜、摂ってますか?
一人暮らし、コンビニ飯や外食先行だと、どうしても野菜が不足しがちです。
厚生労働省によると、「野菜は1日350g摂るべき」だといいます。
そして、「野菜350g」とは、だいたい「小鉢にして5皿分」だとか。
正直なところ、自炊でもしない限り「そこまで食えるか!」と感じます。肉や魚をメインディッシュにした大衆定食についてくるのは、ちょっとしたせんキャベツとか、お新香とか、明らかに「野菜70g」なんてない野菜メニューばっかりですし、ファーストフードになれば「ハンバーガーに挟まってるレタス」みたいに、いよいよわびしい量しか野菜がありません。
かといって、みんなが定食で済ませている中、一人だけサラダを追加で頼むとか、気恥ずかしいですよね。
こうして、外食メインの食生活は、どんどん野菜不足に陥っていきます。
救世主? 「1日の野菜の半分が摂れる○○」
野菜を食べたい。
それは、知識の上で「野菜を食べるべき」と知っているからかもしれませんし、純粋に、体が欲しがっているからかもしれません。
そんなとき、コンビニで見つけたのです。「1日の野菜の半分が摂れる○○」という、鍋物やスープのシリーズを。
「素晴らしい」と思いました。
そして、試しにいただいたメニューの味は悪くなかったです。
しかしまもなく、私は「1日の野菜の半分が摂れる○○」の力不足に気付いてしまったのです。
「半分しか摂れない」という、当たり前すぎる落とし穴
「1日の野菜の半分が摂れる○○」を食べる時は、だいたい「最近、ろくに野菜を食べてないなー。ちょっとまともに野菜食べたいなー」という時ではないでしょうか。
しかし、そう言うときに「1日の野菜の半分が摂れる○○」にすがっていてはダメなのです。
だって、「1日の野菜の半分が摂れる○○」では、「1日の野菜の半分」しか摂れないんですから!!
「最近、ろくに野菜を食べてないなー」とか、「今日くらい、まともに野菜を食べたいなー」という時、「1日の野菜の半分が摂れる○○」を食べる以外で、175gもの野菜を食べているでしょうか?
大抵、Noだと思います。
つまり、「最近野菜を摂れてないな」と「1日の野菜の半分が摂れる○○」を食べても「1日に充分な野菜」を摂ることはできないのです。
喩えるなら、「バーダックが現れたときに、悟空かピッコロしか迎え撃つ相手がいない」ようなものなのです。
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まとめ
……野菜を充分に摂る食生活って、難しいですね。
健康的な生活のために、頑張りましょう!?
最近だと、お鍋の回数が増えてます。
(今井士郎)