大学時代から、家電量販店はビックカメラ派です。
特に応援しているといった訳ではないのですが(すいません)、それまで利用していたヨドバシカメラが、生活圏になくなってしまったためです。
家電量販店には付き物の『ポイントカード』。
使った金額に応じて「ポイント」が付与され、1ポイントは1円として使える、という奴です。
今回は、一番お得なビックポイントの使い方を考えてみます。
ポイントをお得に使うための考え方
1.現金が最強である
まずは基礎の基礎から確認しましょう。同じ額面の「現金」と「ポイント」であれば、「現金」の方が断然価値があります。
そりゃそうですよね?
現金をポイントと比べたとき、このような特徴があります。
- 特定店舗以外でも、国内のあらゆる店舗で使える
- だから、日本で生活するあらゆる人にとって価値がある
- 有効期限はない
- ビックカメラだけに限っても、現金での買い物なら「ポイントがつく」分お得である
なお、今は「現金」に限りなく近い存在として、電子マネーがあります。
私はモバイルSuicaを使用していますが、「クレジットカードと連携したSuica」がある場合、ビックカメラでの買い物は極力Suicaですませるのがお得です。
Suicaでのチャージには、チャージ金額の1.5%という、かなり高めの還元率が設定されています。
現金なら10%が還元される10,000円の商品を買ったとき、
- ポイントで買ったなら:還元なし
- 現金で買ったなら:1,000ポイントの還元
- Suicaでチャージして買ったなら:1,000ポイントの還元 + 150円分のポイント還元
チャージ額に上限(2万円)があるため高額商品には使えないのが残念なところです。
ちなみに、私がビックポイントカードを作った頃は、「ビックポイントがSuicaポイント(≒現金)に交換できる」、つまり、もう一度「ポイントが還元される買い物に使える」という特典があったのですが、あっさり廃止されちゃいましたね。
2.無駄遣いしてはいけない
「ポイントを使うため」「ポイントを稼ぐため」といった動機で、無駄な物を買うのは、無駄です。買った喜びはなく、場所をとり、捨てる手間がかかる。
大抵、それでは幸せになれません。
ポイントで得をするためには、「欲しい物だけを買う」。
これは原則としましょう。
3.無駄にしてはいけない
かといって、せっかくの金券を無駄死にさせるのも無駄です。「欲しい」と思える物に使って、きちんと使い切りましょう。
また、「いつか買うかもしれない大型家電」のためにポイントを残しておくことは、ポイントの失効リスクを高めます。
ポイントはある程度マメに消化してしまいたいものです。
4.還元率が低い商品があれば、そこで消化すべき
同じ金額で、「還元率が高い商品」「還元率が低い商品」があって、「どちらかだけをポイントで買う」となったら、「還元率が高い商品」を現金で、「低い商品」をポイントで買うべきです。10,000円で還元率10%の商品と5%の商品があり、使ってしまいたいポイントを10,000円分、現金を10,000円使って両方購入するとしたら。
- 高還元率の商品にポイントを使って購入:20,000円分の商品と500円のポイントが残る
- 低還元率の商品にポイントを使って購入:20,000円の商品と1,000円のポイントが残る
後者の方がお得ですね。
5.充分に安い商品を選ぶ
「ポイントを使うために」高い商品を買わないことも大事です。他では1,000円で売られているものを、「100円分のポイントを使い切りたいから」1,200円で購入したとしたら、1,100円の出費になって、逆に損をしてしまいます。
実際のところ「得」な商品
さんざん引っ張りましたが、ここで今回の結論を述べます。ビックカメラのポイントで購入すべきは、酒です。
私の食生活からすると、これが最適解でした。
無駄遣いしてはいけない
→酒は、いずれにせよ常備するものです。
無駄にしてはいけない
→酒は高い頻度で購入するため、適切なタイミングですぐにポイントを消化できます。
還元率が低い商品があれば、そこで消化すべき
→酒のポイント還元率は、たったの1%でした。これは低い。
充分に安い商品を選ぶ
→近所のスーパーやカクヤスと比較しても、ビックカメラは同等以下の値付けになっていました。ここで買っても損はしません。
そんなわけで、これから、私のビックポイントは第三のビールにつぎ込まれることになりそうです。
(アサヒのプレゼントキャンペーンが開催中なんですよね。
あれに応募できるほど買ったら、さすがに買いすぎな気がして迷っています)
(今井士郎)
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個人的には、ソノさんの腹筋にあやかりたいです。