なにも解決していないが、とにかく週末に到達!
今週のアフターファイブは、残業かプライベートか、どちらかが律儀に忙しい日が続いていました。職場の花見とか、友人との飲み会とか、残業とか、保険の相談とか。
来週に向けて2件ほど試験勉強をしないといけないという状況は解決していない(試験勉強の進捗が思わしくない)のですが、とにかく今日はお休みです!
そういう訳で、今日は久しぶりに自炊をすることにしました。
……ちなみに、最後にやった自炊は、牛肉の薄切りをひたすらフライパンで焼き、焼き肉のタレでいただくという、自炊の神様に鼻で笑われそうなメニューでした。
月曜にそれをやったのが最後でしたから、4日ほど自炊してなかったんですね。
せっかくだから、なんかおいしいものを食べたい!
次のお料理記事では『紺田照の合法レシピ』に登場した「渦巻き(ロール)ステーキ」を扱おうと、半月前に決めていたんです。しかし、それは成りませんでした。
なぜなら、タイミングが合わなくて、牛肉を食べちゃったから。
先週の日曜に料理をしようとして肉を解凍した(当日の朝、冷凍庫から冷蔵庫に移した)はいいものの、夜に元気がなくて、結局料理ができなかったんですよね。
翌月曜日にナゲヤリ焼き肉をやったのは、そういう経緯です。
今日の冷蔵庫を確認しました。
使ってしまいたい食材のストックとしては、鉄板ナポリタンの時に買って冷凍した、豚肉の小間切れ。
なんかないかなぁ、とKindleをめくっていたら、2月のセールの時に買っていたレシピ本を発見しました。
『喝采! 家カレー』(水野仁輔)
- 作者: 水野仁輔
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2007/06/08
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 115回
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カレーって、いいですよね。
昨年、自炊を開始した直後に、NHKで放送された、自衛隊のカレー作り特番を見ました。
それ以来、私の中で「カレー」の地位が、どんどん上がっているのです。
「いつものルウだけで、うまさ新境地」。
よだれが出そうなフレーズです。
よーし、いっちょやってみようやないかい!
調理開始!
今回のレシピ
『喝采! 家カレー』の序盤に記載されている「きほんのポークカレー」を基本とします。ただし、食材や機材の関係で、一部アレンジを加えてあります。
どこをアレンジしたかは、記事中で述べますね。
著作への配慮として、レシピ詳細は記載しませんので、詳細を確認したい方は、本を参照していただけるようお願いします。
香り付け
これまで、「ニンニク」が必要とされる、たくさんの料理を作ってきました。私は、常にチューブ入りのおろしニンニクですませてきました。
しかし、ずっとそれではいけない。
人間は前に進まないといけません。
と、今日は気が乗っていたので、ニンニクそのものを初めて買ってきました。
唐辛子と一緒に、サラダ油で炒めますよ~。
ところで、3個入り128円のうち、1/10個くらいしか使わなかったんですけど、ニンニクって、どのくらいの期間保つんでしょう?
不安です。
なお、本当のレシピによると、唐辛子は
- この時点では丸のままで入れて
- のちほど取り出し、人参と一緒にミキサーで砕く
ということになっています。
我が家にミキサーはないため、この時点で軽く刻んでいます。
(食べるときは、大きな固まりはよけちゃいました)
主役のタマネギ
ぶっちゃけ、タマネギを制する者はカレーを制すみたいなところ、ありますよね?甘いタマネギ炒め、大好きです。
香り付けが終わった油にタマネギを投入し、きつね色を目指して炒めます。
3分経過。しなっとしてて、とってもおいしそう。
9分経過。タマネギはともかく、鍋の焦げ付きがやばい感じになってきました。
こ、こ、これはもう、きつね色ですよね?
充分ですよね?
急いで人参とジャガイモ、水を加えて、しばらく煮込みます。
カレールウの投入
本日のルウはこちら。肉のハナマサ「お肉屋さんが作った美味しいカレー」。
他のルウより安かったのと、ハナマサの底力を信じてみたかったのと、とにかくパッケージ写真が美味しそうだったから買ってきました。
美味しかったとしても美味しくなかったとしても、ルウのせいかレシピのせいかなんて、分からないんですけどね。
なお、ルウとは、「カレーを作るための、板チョコ状の調味料」のことです。
決して、「ごはんにかける直前の、カレー味のペースト(というか、カレー)」のことではありません。
覚えて帰ってください。
料理マンガ『食戟のソーマ』ですら、カレーのことを「ルウ」と呼んでいたのには、軽く絶望しました。
閑話休題。
具材を煮込んだスープがこちら。
ここに、ルウとバター、砂糖を加えます。
カレーのレシピでの砂糖登場に、ちょっとびっくり。
別働隊、お肉の登場
このレシピの一番の特徴が、肉は別途焼いてからカレーに混ぜるというところです。
……本当は、「トンカツ・トンテキ用の肉を利用する」というのも特徴なのですが、手持ちの肉を使い切りたかったんです。勘弁してください。
あまり薄味だと寂しいので、塩・コショウ・酒で味付けして炒めておきました。
そして。
合流。
載った。
混ざった。
すなわち、完成。
実!食!
盛りつけました。私の写真スキルと台所の片付き方の関係で、そこまで魅力的には見えないかもしれません。
ともあれ、食べてみましょう。
……うまっ!?
あの、その。
一口目から、迷わず旨いです。
肉の自己主張が激しくて、タマネギが甘くて。
全体的にコクと甘みを感じるのは、たぶんバターと砂糖の手柄だと思うのですが。
ちょっと動揺するレベルで美味しかったです。
もしかすると、ルウが美味しかったのもあるのかもしれません。
今日のところは一杯で我慢するはずが、気付いたら三杯行ってました。
脳内に去来するのは、どこかの極道高校生の台詞。
おいおい、何だ、この旨さは……。
無限に食える自信がある。
どうやら俺は完全にカレージャンキーらしい。
何てこった……
完全にカロリーオーバーだ。
これだけ旨いなら、収録されている他のレシピも期待できるかも! です!
- 作者: 水野仁輔
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- 発売日: 2007/06/08
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