派遣さんの困った口癖
最近、職場の派遣さんがある口癖を多用していて困っています。
それは、「~~認識です」という言葉。
どこで覚えてしまったのか知りませんが、お客様の問い合わせに対し、とにかく語尾を「認識です」で〆る。
結構本気でやめてもらえるようにお願いしたのですが、やめてもらえませんでした。
例)
客「この商品を1つ買ったら、いくらですか?」
派遣さん「100円という認識です」
やめてください。
マジで、やめてください。
まかり間違ってこの記事を読まれていたら、即刻やめて下さい。
口頭注意で飽き足らない程度には危機感を覚えています。
「認識です」の何がまずいか
前述の会話、何がまずいか分かるでしょうか?
「~~の認識です」というのは、要は「~~だと思います」という意味です。
客観的事実ではなく、あくまで自分の知識に基づく仮説であるという含意があるのが、「~~認識です」という語尾です。
前述の「100円という認識です」というのは、
「100円だと考えていますが、正確なところは分かりません」
さらに言い換えるなら
「100円だと思うよ。知らんけど」
という意味とすら言えてしまいます。
問い合わせをする人は、基本的には正確な情報を知りたいのです。
「100円だという認識です」ではなく、
「100円です」と言えるまで、裏付けをしてから答えましょうよ。頼むから。
(今井士郎)