今日は、ソーダストリームの話
私のテレワーク生活も、1年半を過ぎました。
今日は、テレワークのお供「ソーダストリーム」の紹介です。
私は会社での仕事中、水や炭酸水のペットボトルを買っていました。
夏場だと、日によっては3リットル。冬場でも1リットル以上は大体毎日。
出費としては、かなり痛いなと思っていたのですが、自宅から持っていくのも大変ですし、健康にはいいはずですし、仕方なく購入していました。
月に20日出勤、500mlあたり100円のボトルを2リットル分購入したとして、月8,000円ですからね……。
そんな中、Amazonのタイムセールで販売されていた「ソーダストリーム」を友人に勧められ、まんまと購入してしまいました。
ソーダストリームのない生活が、すっかり考えられなくなってしまったお話です。
ソーダストリームとは?
ソーダストリームとは、炭酸水メーカーであり、炭酸水メーカーを提供している会社です。
ここでいう炭酸水メーカーとは、こんな道具です。
公式動画が分かりやすいですね。
専用ボトルは500ml用と1,000ml版があります。
なんとなく、「コンセントに接続する必要があるんでしょう?」と考えていましたが、私の購入したモデルは、ガス圧と人力で炭酸水ができる奴でした。
モデルによっては電源が必要なものもありますので、ご注意ください。
炭酸水メーカーにはガスシリンダー(ガスボンベ)が取り付けてあって、1つのガスシリンダーで、カタログスペック60リットルの炭酸水を作ることができます。
私の体感*1では、40リットルを超えたあたりから「ガスは出るけど、ちょっと弱すぎるかな」という感覚になってきました。
ボトルに詰めた浄水を冷蔵庫で冷やしておけば、炭酸ガスを足して冷えた炭酸水が飲めます。
テレワークでは、1日に1.5~2リットルは飲んでますね。
ソーダストリーム、何がいいの?
台所にデンと場所を取るソーダストリーム。
わざわざ買って、場所を割くほどの価値があるかというのが問題なのですが、私の場合は、ありました。
公式サイトにも書かれていますが、メリットは二つです。
- 手間
- 出費
手間:ソーダストリームは、結果的に楽ちん
自宅で炭酸水を飲もうとしたら、基本的には「炭酸水を買ってくる」ことになります。
1日2リットル飲むとしたら、2日分で4リットル、5日分で10リットルです。
それだけのボトルを、お店で買って、持って帰らないといけません。
2リットルずつしか持ち帰らないなら毎日お店に通うようですし、週1の買い物なら一度に10キロの水を持ち帰る必要があります。
キツい。
10リットルの水を家のどこかにストックしておくのも、なかなかキツい。
「買ってくる」というのは、通販で代替することも可能です。
しかし、今度は「捨てる」手間が発生します。
私の自治体では、ペットボトルの回収は週に1度。平均10リットル分のボトルを適切に保管し、捨てるのは、かなり面倒です。
ソーダストリームで使用するのは、数年間使える専用ボトル。普通のグラスに注ぐだけ。ゴミなし!
清潔なグラスを確保する必要はありますが、ゴミ捨ての手間は全くなくなります。
エコだね!!
出費:ソーダストリームの損益分岐点
では、「ペットボトルで炭酸水を買った場合」と「ソーダストリームで炭酸水を作った場合」の出費を比較してみましょう。
想定する数値は、以下の通りです。
という式を、グラフにしてみました。
横軸が炭酸水の消費(購入または作成)量(リットル)、縦軸が出費です。 青いのがボトルを購入した場合の出費、オレンジがソーダストリームを利用した場合の出費。
今回採用している数字を前提としたランニングコストで言えば、ソーダストリームの炭酸水は1リットルあたり50円です*6。ボトルで買う時の約1/4ですね。ボトル炭酸水よりずっと安く、水道水よりずっと高い感じ。
2本目のガスシリンダーを使っているあたり、だいたい50リットルくらい飲んだところで、ソーダストリームの出費が安くなりますね。
ガスシリンダーを初めて交換した直後くらいです。
平日だけ1日1リットル飲むなら2カ月半、毎日2リットル飲むなら1カ月もせずに「元が取れる」計算になります。
2万円くらいする高いモデルを買ったとしても、150リットル(3~8カ月)もすれば元が取れそうです。
私はすでに10本以上のガスシリンダーを交換していますので、どちらにせよ元が取れていると言えます。
嬉しい。
炭酸水の用途
せっかく作った炭酸水、どんな感じに消費するのがいいのでしょう?
基本は「そのまま飲む」
消費量の9割以上は、これです。
炭酸水を作る。飲む。美味しい。Good!
これだけでも、充分に元は取れるでしょう。
人によっては「お酒を割るための炭酸水」に
このニーズも大事ですね。
ウイスキーを割るとか、ジンを割るとか、自宅で漬けた梅酒を割るとか。
ちょっと強めの炭酸水を作って、お酒4の炭酸水6くらいで割るのもいいですよね。
私は、「たまーに」使うかな、という程度です。
ウイスキーとかジンとか、ストレートで舐めるのが好きなので……。
ジュースやレモンを割っても美味しいよ
これ、結構いいです。
ソーダストリームは公式で炭酸水に使えるフレーバーを販売していますし、瓶詰めのレモン果汁を冷やしておいて、運動後やお風呂上がりにいただくのは、これからの季節特におススメです。
公式フレーバーなら、フレーバーシロップ1に対して炭酸水19とか。ラベルの割合に従ってください。
レモン果汁だと、お好みにもよりますが、私は果汁1の炭酸水8くらいの感覚で、ちょっと酸っぱめに作るのが好きですね。
公式サイトの説明だと、公式フレーバーは「炭酸水を作った専用ボトルに注いで、やさしく振って混ぜるのがおススメ」とのことですが、専用ボトルは中を洗うこともできませんから、グラスに入れたシロップに炭酸水を注いでやるのがいいと思います。
シロップは粘度が高くて混ざりにくいですが、氷を入れず、炭酸水を意識的に強めに注げば、グラスの中でいい感じに混ざってくれます。
米を炊くのに使う人も
私は実践したことのない用途ですが、「炭酸水でお米を炊くと美味しい」という情報もありました。
「炭酸水 米」のワードで検索上位の記事だと「美味しく炊けた」と書かれているものが多いようですが、実際はどうなのでしょうね?
ソーダストリーム炭酸水なら、ボトル炭酸水よりは、ずっとお安く試すことができます。
これから購入する人にアドバイス
購入を検討される方に、愛用者として私の思いつく点を共有しておきます。
ガスシリンダーの補充ルートも、事前に確認を
40リットル(カタログスペック60リットル)ごとに購入が必要なガスシリンダー。これがないと、炭酸水は作れません。
これは、お店で買ったり、公式通販で取り寄せたりできます。
高圧ガスのガスシリンダーが危険物であるためと思いますが、基本的には「使い終わったガスシリンダーと交換で、新しいガスシリンダーを買う」ことになります。
公式サイトで通販的に交換する方法と、提携店舗にガスシリンダーを持ち込んで交換する方法がありますが、個人的に通販は面倒そうと感じました。
私は、近所のビックカメラで交換しています。
近所のお店で交換できるか確認し、選択肢がない場合は通販で交換する覚悟を決めてから購入しましょう。
専用ボトルを「ねじ込む」必要のないものがおススメ
私の購入した型だと、水の入った専用ボトルを機械にセットする際、何周も回転させて「ねじ込んで」固定する必要があります。
これ、地味に面倒です。
単に「押し込む」ことでボトルをセットできる(スナップロック)モデルもあるようです。
数千円の差があるようなので、好みによるところもあるでしょうが、普段遣いの満足度を考えたら、「押し込むだけでセットできるモデル」の方が断然おススメです。
ガスシリンダーも「ねじ込む」タイプと「押し込む(クイックコネクト)」タイプがあるようですが、これは月1回とかのことなので、こだわる必要はないかなと思います。
電動モデルは電源の確保が面倒なので、カタログを見るに「電源不要で、ボトル固定がスナップロック式」である「テラ」と「スピリット」がおススメだと思います。(我が家にあるのは「ジェネシス」。)
最後に
ということで、炭酸水メーカー「ソーダストリーム」のご紹介でした。
炭酸水は、カロリーゼロでヘルシーな飲み物です。がぶ飲みしても基本的に無害。シュワシュワしておいしい。
生活上で、炭酸水をがぶ飲みしているような方には、かなり素直におススメです。
(今井士郎)